2024-03-29T21:22:52Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001302602023-11-17T02:17:36Z06504:08117:08119
関数呼出し文並列化手法に基づいた粗粒度プロセス生成手法A Coarse Grain Process Generation Method Based on Remote Procedure Call Meansjpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00130445/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=130260&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1名古屋大学大学院 工学研究科 情報工学専攻名古屋大学大学院 工学研究科 情報工学専攻朝倉, 宏一渡邊, 豊英近年,プログラムの自動並列化技術として,プログラム中の基本ブロックを単位とした粗粒度プロセス(マクロタス)並列化手法が提案されている.基本ブロック間のデータ依存関係やプロセス起動時のオーバヘッド時間などを考慮し、粗粒度プロセス群を生成するアルゴリズムが報告されている.しかし,この基本ブロックを用いた粗粒度プロセスは我々が対象とする分散処理環境における並列処理にはうまく適合しないという問題がある.複数台のワークステーションから構成される分散処理環境では,プロセス起動時やプロセス間通信時のオーバヘッドなどが非常に大きい.上記のアルゴリズムでは一つの基本ブロックが一つの粗粒度プロセスとして生成され,オーバヘッドが非常に大きくなり,したがって分散処理環境ではうまく動作しない.本稿では,分散処理環境において粗粒度プロセス並列処理を効率よく行うための粗粒度プロセス生成手法を提案する.本提案手法ではプログラム中に記述されている関数が粗粒度プロセスの生成単位となる.我々の粗粒度プロセス生成手法ではプログラム中に記述された関数の独立性が積極的に活用され,関数を単位としてプロセスが生成されるので,並列実行性の高い分散プロセス群が得られる.AN00349328全国大会講演論文集第53回ソフトウェア科学・工学3393401996-09-042015-01-20