2024-03-29T23:11:17Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001286852023-11-17T02:17:36Z06504:08089:08097
並列SQLサーバSDC-IIにおけるバッチ問合せ処理方式Batch query processing method in the parallel SQL server SDC-IIjpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00128870/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=128685&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1東京大学生産技術研究所東京大学生産技術研究所東京大学生産技術研究所田村, 孝之喜連川, 優高木, 幹雄SDC-II(Super Database Computer II)は,大規模関係データベースに対する非定型問合せ処理の高速化を目的として開発された,高並列関係データベースサーバである.SDC-IIはデータ処理モジュール(DPM)と呼ぶ処理ノード8台を間接多段網(変形オメガネットワーク)で結合したshared-nothingアーキテクチャを採用しており,さらに各DPMを4台の磁気ディスク装置と最大7台のプロセッサからなる共有バスクラスタで構成している.SDC-IIでは,I/Oインテンシブな環境に適したデータ駆動型のプロセス実行モデルを採用しており,これまでに,複数の結合演算を含む単一問合せに対して実装を行ない,その有効性を示してきた.一方,現実のアプリケーションではDBMSに対して複数の問合せをまとめて発行することが多いため,これらの問合せに共通する演算を抽出し,一括して処理することで,問合せの集合全体に対する処理時間を短縮できると期待される.現在,バッチ問合せに対する高速化技法は,問合せ最適化コンパイラの分野でシミュレーションに基づいて研究されている.しかし,実行時に出現する様々な問題を把握し,最適化のアルゴリズムにフィードバックを与えるためには,具体的な問合せを実機上で処理する実験環境が不可欠である.そこで,共通リレーションのロードを一括して行なう場合を対象とし,SDC-II上でバッチ処理を支援する機能について検討を行なった.AN00349328全国大会講演論文集第51回データベース1631641995-09-202015-01-20