2024-03-28T19:01:35Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001269602023-11-17T02:17:36Z06504:08067:08076
ベクトル並列スーパーコンピュータVPP500のベクトル処理Vector Processing architecture of VPP500jpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00127145/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=126960&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1富士通株式会社持山, 貴司VPP500では、最大222台の要素計算機(PE)で並列実行することにより355ギガフロップスの演算性能を実現する。VPP500の主な特徴は、1)PEに高い数値演算能力を持つベクトル処理を導入したこと、2)PEの主記億を1ギガバイトとし、強力なデータ供給能力と大容量分散主記憶を実現していること、3)PE間結合に高速クロスバーネットワークを採用したことである。1)~3)により、大規模演算処理が少ない台数のPEを高速ネットワークで接続することで実現できるため、並列オーバーへツドが削減され高い並列実効性能が得られる。また、l)、2)によりVPシリーズのFORTRANプログラムをVPP-F0RTRANで再コンパイルするだけで1PE上で実行可能なことも大きな特徴である。本稿では、要素計算機にベクトル処理を選択した経緯と、そのハードウェア構成、命令の実行形態を述べ、最後にLlNPACKベンチマークの性能について紹介する。AN00349328全国大会講演論文集第49回ハードウェア17181994-09-202015-01-20