2024-03-28T17:39:17Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001255772023-11-17T02:17:36Z06504:08055:08062
動的質問合成に基づくオブジェクトベース利用者インターフェースUser Interfaces of Obejectbase based on Dynamic Query Synthesisjpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00125762/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=125577&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科吉川, 正俊柴田, 典男植村, 俊亮オブジェクトベースにおいてあらかじめ登録しておいた辞書中の文字列と質問部品の対をもとに、利用者が与えた疑似自然言語の名詞句/節から対応する質問言語文を動的に合成する利用者インタフェースの設計・開発を行ない、自然言語インタフェースに対する現実的なアプローチを目指している。このような利用者インタフェースでは、質問間の包摂関連や質問結果の包含関係をもとに対応する合成文字列間の汎化、包含などの関連を定義することができる。この文字列間の関連は文書自身を利用者インタフェースとするデータベースにおいて以下のような目的に使用できる:(1)質問改良:ある質問の答が空集合であった場合、単に空集合を返すのではなく、その質問の関連質問が存在するならそれを利用者に教えることができる。(2)ハイパーリンク:2つの文字列間にデータベースを介したリンクを2つの文字列間に張ることができる(3)キャッシュとしての利用:既に行われた代表的な質問とその結果をキャッシュしておくことにより、関連する質問を迅速に処理できる場合がある。たとえば質問Aの答が質問Bの答の部分集合である場合、質問Bを処理するためにまずキャッシュにある質問Aの答を返しておき、バックグラウンドで質問Bと質問Aの差集合を検索することにより、利用者は答の部分集合を高速に入手できる。本論文では、質問間の関連を抽出するための基本的な技法について述べる。また、質問結果の出力にも注目し、利用者自身が必要とするデータを選択できるようなシステムを考え、その質問結果に対する質問や更新などの問題についても検討する。AN00349328全国大会講演論文集第48回ソフトウェア97981994-03-072015-01-20