2024-03-29T05:28:31Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001245722023-11-17T02:17:36Z06504:08043:08050
内容把握のための動画像解析手法の一検討A Study on Moving-Picture Analysis for Supporting Content-Understandingjpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00124752/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=124572&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所前田, 潤治洪, 政国動画像は、静止画像の時系列の集合であるが、一枚一枚の静止画像(フレーム)を取り出しても意味をなさず、ある連続した時間を単位とするシーン(カット)の集合であると考える方が自然である。また、シーンの変わり目を検出する手法も数多く提案されており、一連の動画像をシーンに分割して検索や編集のために利用する方法も提案されている。しかし、シーンの変化とは、フレーム間の物理的な変化であり、撮影者の目的を意味的にきめ細かに反映しているとは限らない。具体的には、一つの物理的シーンの中に、カメラの操作等によって複数の目的物を時間をずらせて写しこむことは頻繁にある。それを検索する立場からいえば、異なった時間に存在する異なった目的物を捜すときには、異なった検索結果が得られる方が自然である。一つのシーンにつき、その内容をよく表している一枚のフレームを代表フレームとして検索に利用する方法が提案さえているが、特にそのようなシステムの場合、同一シーン内であっても、異なる目的物に対しては異なるフレームを取り出して検索に利用できれば、その動画像の内容を把握する大きな助けになる。しかし、現在のところ、カメラ操作の推定は一般に高価なアルゴリズムを必要とする。そこで本稿では、実写の動画像を対象とし、シーン内の構造に着目し、安価なアルゴリズムで物理的なシーンを分割して、撮影者の意図をよりきめ細かに反映し、内容把握を容易にするような手法を提案する。AN00349328全国大会講演論文集第47回ソフトウェア1211221993-09-272015-01-20