2024-03-29T05:57:42Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001203612023-11-17T02:17:36Z06504:07996:08003
記憶構成方式MOLDSの動特性Dynamic Characteristics of the Memory Organization Scheme, MOLDSjpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00120492/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=120361&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1ソニー(株)情報通信研究所ソニー(株)情報通信研究所實藤, 隆則前川, 博俊ポインタでリンクされた構造を持つデータ(Linked Data structures,以下リストデータ)は記号処理の分野においては重要で不可欠である。リストデータは構造の柔軟性からアクセスされる際のアドレスに局所性が少ないため、記憶空間をページングが方式などを用いて仮想化すると二次記憶アクセスが大量に発生し、処理効率がかなり低下してしまう。我々はこのような問題点を解決する記憶構成が方式MOLS(Memory organization for Linked Data structures)を提案している。MOLDSでは互いに論理的つながりの深いデータの集まり(二次記憶ストラクチャと呼ぶ)を記憶階層間の転送(ストラクチャ・イン/ストラクチャ。アウト)の単位とする。このためガーベジや当面必要無いデータなどを無駄に転送することがない。MOLDSにおいては主記憶上のデータから二次記憶に転送すべきデータをストラクチャとして抽出する処理がオーバへッドとなり得るが、二次記憶へのアクセス回数が十分に少なくなれば全体としての効率は向上する。今回我々はMOLDSの記憶管理アルゴリズムを検討するためのシミュレータを作成した。同時に従来行なわれてきたページング方式を用いたシミュレーシも作成し、比較を行なった。AN00349328全国大会講演論文集第42回ソフトウェア43441991-02-252015-01-20