2024-03-29T18:39:41Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001156782023-11-17T02:17:36Z06504:07936:07945
日本語質問応答システムにおけるメタ質問処理Meta-query Processing for Natural Language Question/Answering Systemjpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00115796/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=115678&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1NTT情報通信処理研究所NTT情報通信処理研究所加藤, 恒昭中川, 優関係データベースの検索を自然言語によって行うことの利点のひとつとして、データの格納構造についての知識が不要である事が挙げられる。しかし、対象とするDBにどのような情報が格納されているかという情報なしでの利用は、ユーザにとって使い勝手のよいものではないし、そのような状況で入力される質問について適切に応答する事も困難である。ユーザが必要に応じて「何が質問できるのか」という質問(メタ質問と呼ぶ)をする事ができ、それによって何が格納されているかの知識を得られることが必要である。このためのメタ質問処理機能としては、1.対話の中でメタ質問と一般の質問を区別する事、2.メタ質問について適切に解答する事が必要である。本稿では2.の問題について述べる。また、メタ質問は、「これ(検索結果)は何ですか」のように、現在の話題を確認するためのメタ質問と、「~の何が検索できますか」など分野知識を知るためのメタ質問とに分類されるが、本稿では後者について述べる。これは分野知識がユーザにとって不明確で、対話を続けられなくなった場合の割込みとしてなされたり、解答がユーザの予想に反したものである場合になされるものである。本稿の構成は以下の通り。まず、検索対象となる分野知識を説明する。次に、統語的な特徴からメタ質問を分類する。その後、メタ質問に対する適切な解答について論じ、最後にメタ質問処理機能の実現について述べる。AN00349328全国大会講演論文集第37回知識情報処理133413351988-09-122015-01-19