2024-03-29T07:56:10Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001074142023-04-27T10:00:04Z01164:04402:07410:07762
給食でのアレルギー問題を解決するための献立管理・注意喚起システムの構築jpnhttp://id.nii.ac.jp/1001/00107390/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=107414&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2014 by the Information Processing Society of Japan名古屋工業大学名古屋工業大学名古屋工業大学西川, 智佳早川, 知道伊藤, 孝行近年,食物アレルギーを持つ子どもが増加している.そこで,学校で配膳される給食はアレルギーに対応した献立を調理している.しかし,献立の食材確認やアレルギーを該当する生徒の確認など,アレルギー対応に関わる作業が増えるにもかかわらず,栄養士が手作業で確認を行っており,仕事負担が増大しているという問題点がある.手作業であることから,見落としや漏れが発生してしまい,結果として誤食につながるおそれも考えられる.そこで,栄養士の負担を削減し,安全で安心な給食を配膳することを支援するために,献立管理および注意喚起を行うシステムを構築した [1].本システムは生徒や献立に含まれる食材の情報をすべて管理できる.また,アレルギーが含まれている献立の時に,アレルギーが含まれないように代替献立を考えるのだが,代替献立立案を支援するための代替献立使用食材を提案でき,栄養士の作業負担を軽減することが考えられる [2].登録されたすべての情報は献立確認画面で表示されるため,アレルギー食材の有無や配膳する献立の情報が簡単にわかるため,給食配膳やアレルギーを該当する生徒の確認を支援できる.また,アレルギーが該当する生徒を自動で出力するため,作業負担およびミスの削減ができる.そして,実際に給食センターで働く栄養士に本システムを利用していただいた.結果として,栄養士の負担を軽減でき,アレルギー食材誤食防止を支援できるとの評価をいただいた.今後の課題として実用化を目指し,様々な給食センターでの連携およびシステムの調整を行う.AA11135936研究報告知能システム(ICS)2014-ICS-1773182014-12-082014-12-04