2024-03-29T06:11:03Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001068722023-04-27T10:00:04Z01164:06757:07417:07736
高品質な歌声・音声合成を目的としたスペクトル包絡推定法CheapTrickの誤差評価jpn歌声・音声http://id.nii.ac.jp/1001/00106848/Technical Reporthttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=106872&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2014 by the Information Processing Society of Japan山梨大学森勢将雅筆者は Vocoder 型の歌声・音声合成技術に関する研究に取り組んでおり,本稿では新たに提案したスペクトル包絡推定法の誤差評価について述べる.CheapTrick と命名した提案法は,精密に調整された 1 つの窓関数による波形の切り出しとスペクトルの平滑化により,高精度なスペクトル包絡推定を実現する.過去の検討では,提案法と従来法とで合成音声の品質に関する主観評価を実施し,CheapTrick は最高品質の音声が合成可能な利点を明らかにした.CheapTrick は基本周波数 (F0) に基づいて窓関数を設計する必要があるため,音声から推定された F0 に誤差が含まれる場合推定結果にも影響する.また,実音声には雑音成分が混入するため,雑音耐性についても評価が必要となる.本稿では,耐雑音性,および F0 の推定誤差が推定結果に与える影響について,客観指標を用いた誤差評価の結果に基づいて検討する.評価の結果,CheapTrick は,どちらの耐性についても実用的な条件下において従来法より高く,優れた性能を有することが示された.AA12628338研究報告デジタルコンテンツクリエーション(DCC)2014-DCC-88162014-11-132014-11-07