2024-03-30T00:29:47Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001051552023-11-14T00:51:14Z06164:06165:06640:07689
ITリスクの動的特性を考慮した対策案組み合わせ最適化技術の提案jpnセキュリティ, フォレンジックと電子商取引http://id.nii.ac.jp/1001/00105131/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=105155&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2014 by the Information Processing Society of Japan東京電機大学未来科学研究科情報メディア学専攻情報セキュリティ研究室東京電機大学未来科学研究科情報メディア学専攻情報セキュリティ研究室東京電機大学梅原悠平安藤駿佐々木良一ITリスクには,一つのリスクに対する対策が,別のリスクを生み出す多重リスクという問題がある.この問題を解決するために佐々木らが多重リスクコミュニケータ(以下,MRC)を開発した.MRCは,複雑化するリスクへの対応を定式化し,関与者間での合意形成を支援するシステムである.しかし,問題の解決には多重リスクの回避だけではなく,動的に変化する状況にも対応する必要がある.本稿で言う動的な変化とは対策を取ることによる相手の対応の変化である.対策の条件が厳しければ,対策に対する反発が大きくなり,リスクの上昇を招く可能性がある.よって,相手の動的な変化を考慮すべきだと考え,ITリスクの動的特性を考慮した対策案組み合わせ最適化技術を開発した.本稿では特に攻撃者の「技術力」と「反発心」が重要だと考え,それらの特性の動的変化を考慮した上で定式化し解を求めた.この結果,従来の演算と今回提案した演算で取るべき対応が変わることなどが明らかになった.従来の演算と,今回提案した手法を用いた演算を行った場合では,対策を取った事によって変化するリスクに対応をした分,対策案の選定が状況に適したものとなったと考えられる.マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集2014198819942014-07-022014-10-02