2024-03-30T00:46:41Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:001050332023-11-14T00:51:14Z06164:06165:06640:07689
携帯端末向けセンサ統合型ジオフェンシングのシステム最適化に関する性能評価jpn位置情報システム(1)http://id.nii.ac.jp/1001/00105009/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=105033&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2014 by the Information Processing Society of JapanNTTドコモ先進技術研究所/東京大学先端科学技術研究センターNTTドコモ先進技術研究所NTTドコモ先進技術研究所東京大学先端科学技術研究センター東京大学先端科学技術研究センター中川智尋太田賢稲村浩鈴木誠森川博之本稿では,ジオフェンシングにおける入圏検出技術の検出精度および省電力性能を向上するため,ユースケースに応じた最適なシステム構成を明らかにすることを目的とする.従来,スマートフォンに搭載された加速度センサや複数の測位技術を動的に有効化することで消費電力を削減する技術が提案されている.本稿では,入圏検出に適用可能な要素技術として,移動検出機能,間隔可変測位機能,測位手段切替機能を組み合わせたシステムを検討する.これらの機能は互いに相補的であり,異なる状況で効果を発揮するが,検出精度や消費電力の性能への貢献度は評価されていない.そこで,本稿では,各機能を連携させるセンサ統合型の入圏検出システムを示し.ジオフェンシングサービスにおける典型的なシナリオについてシミュレーションを行った.評価結果より,検出精度を重視する低密度シナリオでは,移動検出機能と間隔可変測位機能を有効化した場合が最適な構成であり,検出精度をF 値で0.95 に維持しつつ,全機能を無効化した場合と比較して消費電力を93%削減できることを示す.また,消費電力を重視する高密度シナリオでは,全機能を有効化する構成が最適であり,全機能を無効化した場合と比較して検出精度の劣化をF 値で0.03に抑えつつ,消費電力を89%削減できることを示す.マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集2014115211572014-07-022014-10-02