2024-03-29T16:33:06Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:000749272023-11-14T00:51:14Z06164:06165:06462:06463
組み込み型相関電力解析Built-in Determined Sub-key Correlation Power Analysisjpnハードウェア http://id.nii.ac.jp/1001/00074927/Conference Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=74927&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2009 by the Information Processing Society of Japan(株)東芝研究開発センターコンピュータ・ネットワークラボラトリー(株)東芝研究開発センターコンピュータ・ネットワークラボラトリー(株)東芝研究開発センターコンピュータ・ネットワークラボラトリー駒野, 雄一清水, 秀夫川村, 信一相関電力解析(CPA, Correlation Power Analysis)は,暗号実装の消費電力と,既知データ(平文または暗号文)と推測鍵から計算される中間データ候補との相関を計算することにより,暗号実装の秘密鍵を特定する解析手法である.CPA は,暗号演算処理の単位サイズ(8ビットなど) ごとに部分鍵を特定し,同様の処理を繰り返すことにより秘密鍵のすべてのビット(128 ビットなど) を特定する.本稿では,CPA の性能を向上する,組み込み型相関電力解析(BS-CPA, Built-in, determined Sub-key CPA) を提案する. BS-CPAは,部分鍵を特定するために中間データ候補を計算する際に,既に特定された部分鍵を利用して信号ノイズ比を向上させる.BS-CPA は,ハードウェアによる暗号実装のように,複数の中間データ(sbox の出力など) が同時に処理される場合に有効な解析手段である.本稿では,DPA contest のデータに BS-CPA を適用し,従来の CPA よりも極めて少ない電力波形で秘密鍵を特定できることを確認する.コンピュータセキュリティシンポジウム2009 (CSS2009) 論文集2009162011-10-122011-07-04