2024-03-29T23:22:19Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:000705582022-12-26T23:54:13Z00001:05955:05959
信頼性の高い温室効果ガス排出量取引のための情報技術Information Technologies for Reliable Greenhouse Gas Emissions Tradingjpn解説http://id.nii.ac.jp/1001/00070558/Departmental Bulletin Paperhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=70558&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 2010 by the Information Processing Society of Japan日本IBM東京基礎研究所佐藤, 史子我が国の周産期医療の進歩はめざましく、この30年間の周産期死亡率(年間の1000出産に対する妊娠満22週以後の死産と早期新生児死亡の合計の比率)の推移をみても、その減少は著しく、1980年の20.2から2007年の4.5と約5分の1にまで減少している。この著明な減少は、妊娠中から分娩までの妊娠分娩管理、ならびに出生後の新生児管理の進歩に負うところがところが多い。もちろんその陰に、産婦人科医、小児科医の献身的な努力があることは言うまでもない。一方このことは産婦人科医へ過剰な期待と負担を生じさせ、その結果産婦人科医の急激な減少に結びつき、我が国の周産期医療は全国各地で崩壊の危機に面している。この様な状況を抜本的に解決するには、これまでの周産期医療体制のあり方を根本的に再構築し、医療の構造改革(集約化と分散化、効率化)を行うことはさけて通れない状況にある。そのためには妊娠管理は診療所で分娩は病院で行う、病院と診療所の分業体制の導入が大前提となる。日本産婦人科医会では、この様な時代が来ることを考慮し、医療機関を相互に結ぶ周産期電子カルテネットワークの開発と普及に積極的に取り組んできた。 本稿では、分娩監視装置の開発の歴史、実時間自己相関システムの開発、胎児心拍数変動、胎児心拍数の標準的な記録法、伝送法、日母標準フォーマット、モバイルによる在宅妊婦管理システムの開発、周産期電子カルテの開発、そして全国への展開に関して解説する。AN00116625情報処理5110131713262010-10-152010-10-04