2024-03-29T04:48:57Zhttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_oaipmhoai:ipsj.ixsq.nii.ac.jp:000140622022-10-21T05:24:51Z00581:00768:00769
ロングラインに対応した階層的FPGA配線手法A Top -Down Hierarchical Routing Algorithm for FPGAS with Long- Linesjpn論文http://id.nii.ac.jp/1001/00014062/Journal Articlehttps://ipsj.ixsq.nii.ac.jp/ej/?action=repository_action_common_download&item_id=14062&item_no=1&attribute_id=1&file_no=1Copyright (c) 1994 by the Information Processing Society of Japanハードウェア設計早稲田大学理工学部電子通信学科早稲田大学理工学部電子通信学科早稲田大学理工学部電子通信学科戸川, 望佐藤政生大附, 辰夫FPGA(Field?ProgrammableGateArrays)とは、比較的高い集積度を特つプログラマブルデバイスの一種であり、とくにシステムのラピッドプロトタイピングの分野で重要なデバイスとなっている。FPGAは、ローカルライン、ロングライン等のように目的に応じた配線セグメントを備えている。したがって、FPGAの設計を考えたときには、これらの配線セグメントを有効に利用するような柔軟性に富んだ手法が必要である。また、FPGAのプログラムはスイッチ素子により実現されるため、その影響によって信号遅延が大きくなる傾向がある。つまり、遅延制御を実現することが可能な設計手法が重要である。本論文では、FPGA設計の中でもとくに配線設計を取り上げ、柔軟な配線構造とくにロングラインに対応し、かつ運延制御を実現した階層的FPGA配線手法を提案する。提案手法は、頒域を再帰的に2分割し、分割線上のネットの通過位置を線形割当てによって決定するという処理を基本としている。このとき、適切なコストにもとづく線形割当てを2段階に適用することで、ネットが経由する分割線上の配線セグメントを決定する。この割当ては、ネットに対して配線遅延の許容値を付加し、その範囲内で配線設計を行うことを目指したものであり、その結果、運延制御を実現することが可能である。本手法をいくつかのベンチマーク回路に適用し、その有効性を示す。AN00116647情報処理学会論文誌3512278527961994-12-151882-77642009-06-29